ある学生から受けた質問。これはこれまでに高校生だけでなく様々な人たちから聞かれた質問だったので、自分なりに答えたものを書いておこうと思います。自分がこれまで実践し、簡単にできて、効果が高いと感じるものです。
➀自分からあいさつする
自分から話しかけることを大事にしています。その一番やりやすいのがあいさつ。今、新しく住み始めた沖縄で、自分が住んでるアパートでも、職場でも実践してます。日本だけでなく、世界のいろんな場所でもやってきた。英語の通じないフランス語圏、南米のスペイン語やポルトガル語圏でもその国ごとの言葉を覚えてあいさつした。もちろん、マサイ族やHadzabe族にも。自分が仲良くなりたいなら、自分から。
あいさつすると、足が止まり、相手の目を見て会話が始まる。僕の名前はけんじ、あなたの名前は何て言うの? NICE TO MEET YOU、会えてうれしいよ! と笑顔で握手したり、ハグしたりすることもある。
必要があればワッツアップの連絡先を聞いて、連絡を取り合ったりしてるし、今一緒に仕事してる人もいる。こないだの桜の季節には、ヨーロッパのポーランドで出会ったご夫婦に、東京で9年ぶりに再会し、渋谷で一緒に食事もした。今度は僕が、彼らが今住んでいるスロバキアに遊びに行く約束をした。
たった一言のあいさつから、ここまでつながっていく。
この人と仲良くなりたい、話してみたいと思うなら自分から声をかけてみる。僕の経験上ですが、話しかけられて嬉しくない人の方が少ないのではないでしょうか。僕は嬉しいと感じると思います。もし、その人に興味・関心を持ち、礼儀正しく話しかけて、めちゃめちゃ嫌な顔するようなら、無理して仲良くならなくていいのかもしれません(笑)。
➁名前を覚えて呼ぶ
脳科学の第一人者でもある林成之先生の著書から学び、日本・世界で実践してきた。その言葉を聞くだけで幸福を感じる言葉が二つある。その一つが名前。
これは、特に自分の中で手ごたえがあり大事にしている。今いる場所でも、とにかく名前を覚え、呼ぶようにしている。でも、僕は物覚えがいい方ではありません。だから、メモして覚えるようにすることと、正直に「物覚えがあんまりよくないから、3回までまちがえるのは許して。4回目からは怒ってください。」と(笑)。そうすると相手も笑って受け止めてくれることが多いし、自分も安心して接することができます。
教員時代、ものすごく落ち込んでいた時、廊下で生徒とすれ違う時に「けんじ先生、こんにちは」と言われた時、とてつもなく嬉しかったこと。世界を一人で旅を続ける中、出会った海外の人に自分の名前を覚えてもらい、名前を呼んでもらった時の嬉しさは今でも覚えています。自分の存在を認めてくれ、受け入れてもらってる喜びや安心感など、いろんな意味を勝手に感じ取っていました。
名前は親から頂いた宝物であり、一生共に過ごす大事な大事なもの。 それを覚え、呼ぶこと自体、その人を大事にするということです。
➂ありがとうを伝える(言葉、行動)
これも先ほどの林先生の脳が幸福を感じる2つ目が「ありがとう」。「今日は話せて楽しかった。ありがとう」「時間を作ってくれてありがとう」直接言っても、メールで伝えることもできる。感謝を伝えられて嬉しくない人はいないと思う。だから、素直に伝えるよう心掛けている。
その上で、自分が心掛けているのが2つ。一つはありがとうを、いろんな表現で工夫すること。「すっごい助かったー」「めちゃめちゃ嬉しかったよ」という表現でも、ありがとうの意味を込めることもできるし、笑顔や声色で感謝の度合いや込めるニュアンスは工夫できる。
また、言葉だけでなく、困っていたら手伝ったり助けてあげたり、応援することだってありがとうを行動で表現できる。ありがとうを伝えたい相手が落ち込んでいる時に、その人のそばにいることが、過去に受けた恩を忘れず、感謝を伝えることだってできる。感謝をどう伝えていくか、自分なりにアレンジしていくことも、仲良くなるためにも、豊かな人間関係を育んでいくのにも役立つと思う。
➃質問する
多くの人が、会話をするとき、自分がしゃべって楽しませないといけないとか、変な間ができないようにしないといけないと思っているように思います。だから、多くの知識が必要だったり、面白いことが言えないといけないとか、話術が必要だとか思うんではないでしょうか。ちなみに僕は長年そう思っていました。
しかし、それをぶっ壊してくれる方に出会いました。以前、経営していたおしえるがっこうの、対話を通して悩みを解決していく児島伸明先生。そして、「問いから変わる人生」という、質問の持つスゴイ力を教えてくださった青木啓予先生。このお2人に出会ったおかげで、人と仲良くなるためには対話が重要だと知った。その時に、相手をよく理解するためにも質問は役立つ。そして、会話が弾むきっかけとしても、質問がとても役立つ。
例えば、相手の好きなこと、出身地が一致していたり、なんなら出身校や好きなアーティストが一致してたりしたらそれだけで仲良くなれたりする。また、ネガティブな経験が一致することで急に心の距離が縮まったりすることもある。僕の場合、学生時代落ちこぼれだったとか、離婚経験がある男性とかに出会うと、不思議と親近感がわいてきたりするものです。
昨日も新しく出逢った方に色々質問しましたが、旅が好きなことや行ったことがある国が一致していたり、考え方や人生プランがぶっ飛んでいて会話がとても盛り上がりました。一つ、過去のネガティブな経験も一緒でもあり、別れた後メールした時には相手もとても楽しかったし、また話しましょうとメッセージをくれました。
質問は、使えば使うほどうまくなる、人生でずっと役立つ重要な道具になると思っている。
➄好かれるではなく、好きになる工夫
相手に好かれようとするのではなく、自分が相手を好きになれるように工夫するようにしている。なぜなら、前者は自分でコントロールできないから。後者は自分の努力次第で何とかできる部分が多い。
そういう自分も、無意識に好かれようとする傾向があった(最近まで、全然気づかなかった)。これは最初はよくてもだんだん疲れてくるし、不自然だからもたなくなる。何より、自分軸ではなく相手に迎合する形になるので本当の自分ではない、繕ってる自分だと気づいた。
それよりも、自分が相手をどうやったら好きになれるか。もしくはどうやったらもっと好きになれるか。そういう視点で相手の良い所を見ようとしたり、解釈を変えてみたり、別の人からその人のいい所や好きな所などを聞いてみて、違う視点を加えてみる。これは自分の行動で変えていける。だからこそ、好かれる努力より、好きになる工夫をするように心がけています。
以上5つ書いてみた。
この5つを伝えたら、彼女は「早速やってみます!」とニコニコしながら帰っていきました。その姿に、僕の方が元気をもらっています。
僕も人間関係に悩むし、うまくいかないこともいっぱいある。それは仲良くなりたいというある意味前向きな理想があるからこそ。また、親や兄弟、親友や恋人だって意見や価値観が違うし、揉めることだってある。だったらうまくいかないこと自体自然なので、少しずつ良くしていくこと自体を、楽しんでいければいいなと、自分に言い聞かせながらこの記事を書いている🌸
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