3週間のオーストラリアへの短期留学を終え、戻って来た高校生たち。口をそろえて「楽しかった」と喜びの言葉を口にしていた。
なかには「また行きたい」「大学では留学したい」という声。そして、
「日本の道路とかトイレってスゴイ」
「日本がいかにきれいかわかった」
日本の外に出たからこそ気づける、そんな言葉が印象的でした。
若い時の経験は、人生の財産になる。
本当にそう思う。
世の中の常識にがんじがらめになる前の、瑞々しい感性を持つ学生時代。その時期に日本の外に出る経験は、世界を知り、地球に生きる存在であることに気づくきっかけになる。他国の異文化や魅力に触れ、様々な違いを知ることにもなる。そして何より、日本の良さや課題を身をもって感じることのできる貴重な機会になる。
これは、その時だけでなく生涯にわたって消えることのない視点であり、体験した人の血肉となる。投資の「複利」に似ていると思う。
ただ、複利と違うところもある。お金は預けておけば勝手に増えるけれど、体験は使わなければ増えない。思い出のまましまっておけば、そこで止まってしまう。あの3週間を、これから何度も取り出して考える子と、写真だけ残る子とでは、10年後に差がつくのだと思います。この経験を存分に生かしてもらいたい。
それでも、元本がなければ運用のしようがない。時間が経てばたつほど、人間として歳を重ね経験を積むほど、若い時の体験はその後の人生に様々な角度から効いてくる。
そういう意味でも、若い人たちの、今回のような挑戦を嬉しくもあり頼もしく思う。あとは、戻ってきた彼らに何を渡せるか。後に続く後輩たちに何を伝えていくか。そこは僕の仕事だと思っています🌸
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