一人ひとりの人生って、僕は芸術作品なんじゃないかなって思う。
その時に思い出されるのが、ゴッホの「ひまわり」。一筆一筆に、命が込められているのを感じる。彼の喜びや希望、絶望や期待、悲しみ。いろんな感情が、色であったり、力強さであったり、大きさであったり、重ね方であったりという形で、一筆ごとに伝わってくる。実際書いていた当時は、ゴッホの夢であった画家が集まるアトリエにゴーギャンが来ることに感激していたそうだが、凄まじい人生そのもののエネルギーが、ゴッホの絵筆には宿っている。
同じように、僕たちの一言一言、一つひとつの行動や挑戦、失敗や喜び、絶望も、その人という作品を形づくる一筆なんだと思います。だから、一人ひとりの姿そのものが芸術作品だと思うし、人生や生き様そのものが芸術作品のように思えます。体つきにも、その人の人生は現れているし、表情にも、人相にも、人生は現れている。最終的には、目にその人の人生が現れてくる。
人生みな芸術。一人ひとりの人間そのもの、生き方そのもの、人生そのもの、その人の存在そのものが、芸術作品なんじゃないかなと思います。そういう思いで、他者を大事にし、尊敬し合いながら、あたたかく助け合い、尊重し合い、協力し合って生きていく。それもまた、人類という一つの芸術作品にできるんじゃないかと思います。
戦争という歴史を乗り越えて、平和なキャンバスを僕たちみんなでどうデザインし、描いていくか。それが僕たちの挑戦であり、責任なんじゃないかとも思っています。そういう視点であったとしても、自分の人生はその作品の一筆としてメッセージを放てると思う。

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